美濃南部 北山、御坊山 2009年1月2日

堰堤先の寒洞池。枯れていた	尾根入口の階段。道があるかと思ったら階段だけ

　北山、御坊山は各務原市街地の北方にあり、谷を挟んで東西に対峙している。その谷には車道が書かれており、そこから分けて登ればよさそうだ。その車道に行くと途中で車両通行止めとの案内があったが、おそらくは目的の峠までは入れると予想して進んだがその通りで、堰堤直下の駐車場から先は車両進入禁止であった。駐車場は北山が邪魔して日差しがなく霜で真っ白、車が１台だけ駐車してあるが、朝の散歩だろうか。ちょうど出発するときに地元民だろうか、犬を連れた老人とすれ違った。人間は寒いが犬は元気いっぱいだった。近くに公園の案内図があったが北山、御坊山とも遊歩道の記載はなかったのは期待通りだ。

西尾根を適当に登る。藪は薄い	背後には次に登る御坊山

　まずは北山へと向かう。峠から東へ適当に登れば山頂に至るのでどこから取り付こうかと少しだけ北に進むと、おあつらえ向きの階段があり、その上には薄い踏跡があるではないか。このまま山頂まで踏跡があればラッキーだが、進んでいくと徐々に薄くなり最後は地面に溶け込んでしまった。少し潅木がうるさいが藪というほどではないので、木の隙間をぬって適当に登っていく。やや左手が明瞭な尾根になったので左に進路を変更して尾根に乗ってからはそのまま進んだ。尾根上は何となく道があるような無いようなで、今までの斜面よりは歩きやすい。結構な傾斜で登っていくので眼下の水が空っぽの池がぐんぐん低くなり、その向こうの御坊山はどんどん目線の高さに近づいてくる。

稜線上は踏跡あり	北山山頂

　傾斜が緩んで西の肩の部分に到着すると南西尾根から薄い踏跡が合流、こちらの方がメインルートらしい。GPSの表示はまだ山頂は東であり、なだらかな尾根をそのまま東に進むと三角点が現れて北山山頂到着。低い樹林で展望はなかった。

所要時間　　堰堤−0:24−北山−0:15−堰堤

2000m未満山行記録リストに戻る

ホームページトップに戻る