お知らせ、速報等


 
No.9 引越しました 2009年12月26日

 とりあえず引越しが完了し、ネット環境も復活しました。プロバイダは変わりましたが問い合わせ先のメールアドレスは不変です。まだサーバの移転は行ってませんが、来年には行いたいと考えています。その前にサーバが故障したら強制停止となりますが、データはバックアップを取ってあるので復活可能です。

 ちなみに引越し先は調布市です。JR中央線からは遠くなりましたが前よりも中央道調布ICに近くなりました。家賃がほぼ2倍にアップしただけあって住環境は以前より格段にアップ、引越しを手伝った会社の同僚の感想では「10〜20dBアップ」だそうです。鉄筋コンクリート造りで防音性が高く、建物の総戸数が少ないこともあって(6戸)近隣の生活音は全く気になりません。これは木造モルタルとは大違い。また、部屋の気密性が高く、部屋干しや煮炊きをするとすぐ結露するのにも驚きました。以前のアパートではそんなことは全く無かった。今では調理の際は必ず換気扇を回しています。おそらく断熱性も高いでしょう。ただ、今度は洋間になった関係で押入れが無く、収納にちょっと困ることも。特に布団の置き場が・・・。ロフトがあるので今はそちらで寝てますが、たぶん夏は暑くて寝られなくなるでしょう。まだ新旧住居とも片づけが完了しておらず年末までゴタゴタしそうです。山が遠い・・・・。

 我が家では以前からネットのプロバイダはCATVを使っていて今回もCATVです。ついでにテレビ放送サービスにも以前から加入していますが、引越し前はアナログ放送サービスだったのが、引っ越し後はデジタル放送サービスに移行(というか、今はアナログ放送サービスの新規加入は受け付けていない)となりました。ちなみに引越し前のCATV局では今年年末でアナログサービスは終了とのこと。料金は今までとほぼ同じでも見られるチャンネル数は3倍増以上(数えたら60チャネル!)。これに地上波が加わりますが、CATVだと24時間ニュースばかりやってるチャンネルや、24時間天気予報だけやっているチャンネルとかあるので地上波を見る必要性がありません。

 デジタル放送なのでゴースト皆無でチャンネルによってはハイビジョンですが、なにせモニタは古い液晶TVで(当時は17インチで約\10万! 今の価格を考えると悲しくなる)アナログ映像入力しか無い。STB(CATVのデジタルチューナ)の映像出力はHDMIならハイビジョンが見られるのですが、この時代にはまだHDMIなんて規格は存在しなかった。よってモニタを買い替えるまでハイビジョンでは見られません。また、手持ちのHDDレコーダも古い機種なのでデジタルチューナ非搭載でハイビジョン録画はできません。まあ、個人的には今の標準解像度でも満足ですが。

 地デジの場合は「ダビング10」という仕組みで10回までコピーできますが、デジタルCATVの場合はほとんどの番組で「コピーワンス」という著作権保護がかけられておりコピーは1回しかできません(アナログCATVではそのような制限は無かった)。長年HDDレコーダを使っていますが、サムネイルに「コピー不可」のアイコンが出たのを初めて見ました。このような番組の場合、DVDにコピーするとHDDのデータは削除されますし、DVDも普通の安いものではダメでCPRM対応のDVDが必要です(地デジもCPRM対応の必要あり)。別にコピーが1回しかできなくても問題ないのですが、ポータブルHDDにコピーできないのがちょっと不便。DVDには寿命があるからなぁ。

 来年からは山登りに復活できるでしょう。それまでは片づけと新居の環境整備です。


No.8 引越しのためしばらくHPの更新停止します 2009年11月18日

 今住んでいるアパートが都道拡張用地に引っかかっており、来年早々に取り壊されるため年末に引越し予定です。引越し準備と引越し作業、そして引越し先での環境整備等があり、仕事の都合もあって来年1月中旬くらいまでは山に行けない状況となりました。よって来年2月くらいまでは新たな山行記録を追加することはありませんのでHPの更新はありません。

 引越しに伴い、今契約しているプロバイダとの契約が解除になる可能性が高く(引越し先の住所によっては継続可能になりますが)、解除になった場合、トップページと更新情報の2つのURLが使えなくなります。これらが見られなくなるのは当然として、各山行記録末尾にホームページにジャンプするリンクが張ってありますが、それもエラーが出るようになります。トップページを移動するのは簡単にできるのですが、各山行記事のホームページへのリンクURLを書き換えるのは膨大な数で(下手をすると1000件弱あるのでは・・・・。しかも全部別ファイル)、引越し前に終わるような作業量ではありません。プロバイダ変更が確定した場合、年末近くになったら仮トップページを作ろうかと考えていますが、個別記事中の旧URLを書き換えるのはかなり遅くなりそうです。

 また、引越しは年末年始になるため引越し実施時にはブロードバンド関係の工事業者もお休みが予想され、インターネットにつなげる環境が整うのは早くても1月中旬くらいが予想されます(工事業者の日程により変動)。元々問い合わせ件数は非常に少ないですが、年末から来年1月中旬にかけてはメールを読むこともできなくなりますので、問い合わせの回答もできません。


No.7 北ア 無雪期の穴毛槍 2009年10月25日

 まさかの無雪期に穴毛槍に登れてしまいました。ルートはDJFと同一でしたが、無雪期の最大のネックは谷がガレガレの崩れやすい地面かどうか不明なことと、その場合に逃げる左右の尾根は安全に歩けるのかどうか。現場に行かないと分からないので撤退覚悟で出かけましたが、意外や意外で雰囲気としては六百山に登るときに使う谷と同じようで、ガレはありましたが問題になるような場所は無く藪も薄くて安全度としては残雪期よりもいい感じでした。稜線の藪は激烈区間がありましたが、帰りは稜線東をトラバースして藪の核心部はパスできました。穴毛槍山頂を踏むのが目的なら今の時期が最も安全かと思います。

無雪期の谷。問題なく登れた

穴毛槍P7山頂


 穴毛谷はほとんど流れが消えており、僅かな区間で出ているところで水を汲まないと水の補給はできません。目的の谷の入口は比較的簡単に分かり、とにかく一直線に上を目指すだけ。最後は滑りやすい草つきの猛烈な傾斜で、残雪期はバックで下る必要があるでしょう。標高2000m以下は雪があった方が楽に歩ける場所です。鞍部からP7方面は踏跡皆無のシラビソや檜、シャクナゲの藪で、P6手前の登りが檜の猛烈な藪で登りはそこを突破しましたが、帰りは稜線東の藪の薄い個所をトラバース。P7の登りも稜線東をトラバースして最高点の岩に到着。山名辞典の山頂は北側の平原なのでそちらに行くと高さ2mほどのシラビソのてっぺん近くにDJFのリボンを発見。

P7から見たP5

P5てっぺんから見た南尾根


 藪漕ぎで疲れたのでP5は割愛しようかとも思いましたが、鞍部からはすぐ目の前だしDJFが登ったのだからと空身で往復。こちらは痩せた露岩混じりの稜線で藪に掴まりながら少しばかり慎重に通過。残置ザイルが張ってありましたが無雪期には出番は無し。最後の岩は右から巻くように登ってP5のてっぺんへ。これで天気が良かったらなぁ・・・。


No.6 北ア 高嵐山 2009年10月17日

高瀬川を渡った場所

シャクナゲの森。ジャングルではなかった

 今年4月にDJFが「雪中水泳」で高瀬ダム湖の土左衛門になりかかった高嵐山に秋の好天を狙って登ってきました。DJFには申し訳ないくらいいい天気で、高瀬川の水量は見た瞬間に問題なしと思える程度で一番深いところで腿まで、ウェーダーで簡単に渡れました。

 一番心配していた尾根取り付きから1599m峰までの「シャクナゲ森」は、標高が低いせいか、奥秩父のような根元から四方八方に枝分かれした障壁とはなっておらず、隙間が多くて概ね歩きやすかったです。でもやっぱり隙間は狭いのでザックにピッケルやワカンがあったら引っ掛かりまくるでしょうけど。激藪は2か所程度でした。ただ、地形は不明瞭で登りで使った小尾根を下りで正確にトレースするのはシャクナゲ藪も加わってほぼ不可能で、目印は必携です。

DJF命名「アディダス岩」

2130m肩を越えて西の稜線


 1599m峰以後は藪は薄く、鬱陶しいのは1660m付近と1800〜1850m間の笹と、1980m付近の笹とシャクナゲのミックス藪だけです。ただ、1700〜1950mは地形図に表現されない小尾根を登るので、これまた目印があった方が安心です。DJFの記録にあった「アディダス岩」もちゃんと登場し、帰りには近くの木に赤テープを巻いて「アディダス岩 by DJF」と書いておきました。

高嵐山山頂。上方にピンクリボンあり

高嵐山から見た三ッ岳


 2120m肩の真っ赤に錆びた鉄の標識は高さ3mの位置で、山頂のピンクリボンもギリギリ手が届かない高さで落書きを追加することはできませんでした。山頂の展望はどうにか三ッ岳が見えるだけで、雪で高さを稼がないと好展望とはいきませんでした。かなりしつこく探したのですが三角点は発見できませんでした。尾根直上ではなく南北どちらかにずれていると思われます。

 今回の成功はDJFのリポートによるところが大きかったです。彼が指摘したように高嵐山最大のポイントは山登りではなく渡渉で、無雪期で問題になるような藪はほとんど無かったので水量が最も減る秋〜初冬を狙うのがベストだと確信できました。これから裏銀座の稜線は冬景色になりますが尾根末端の高嵐山は11月でもほとんど雪は無いと思います。往復20km近い車道歩きがネックで、もしタクシーを使うにも時間制限があるので日帰りするにはかなり足が速い人に限定されますが、名無沢避難小屋は水場もあるしきれいな建物なので(今回は小屋まで行きませんでしたが)、初日か下山後にここに宿泊すれば暗い時間に行動する必要はなさそうです。


No.5 初冬の鹿島槍 2009年10月12日

赤岩尾根から見た鹿島槍。晴れたのはこの時くらい ガスの鹿島槍山頂

南峰から見た北峰。一瞬しか見えなかった

鹿島槍山頂の石に付いたエビのしっぽ


  本当はアラ沢ノ頭を目指して出かけたのですが、予想外に天候の回復が遅く、雪が全く解けずに雪の乗ったハイマツ漕ぎは勘弁してほしいのと、岩屋さんのルートの東尾根を途中までですが下るのに、岩が考えられる稜線に雪が付いた状態ではリスクが高いとの判断で、早々に断念して鹿島槍往復に切り替えました。もっとも、最初は天候が荒れて鹿島槍まで届くか心配でしたが・・・。時間経過とともに風が収まって山頂まで登れましたが、朝方冷池山荘を出発した人は強風で登頂を断念した人も少なくなかったようです。でもガスだけは時間が経過しても消えず、1時間近く粘りましたが風景が見えたのは一瞬で、下山しても山頂付近はずっとガスの中でした。気温は終始0℃程度。

 積雪はおおよそ標高2400m以上で、山頂で2,3cm程度でした。今回の雪は好天が1,2日あれば日の当たる場所の雪はすっかり消えると思いますが、もう2週間もすると雪山の世界になると思います。今回は弱い冬型でこの程度でしたが、本格的な冬型になれば数10cmの積雪は確実かと。


No.4 富士山寄生火山 小天狗塚、アザミ塚、高鉢山、高山 2009年10月5日

・小天狗塚は登山道から僅かに砂礫と低い唐松の緩い斜面を登ったところが山頂で藪漕ぎ皆無。展望良好

・アザミ塚は須山下山歩道の一合五勺から水ヶ塚方面に西進し、鞍部から倒木地帯の斜面を登ったところが山頂。笹薮を予想していたが草が生えている程度で藪漕ぎ皆無。樹林で展望なし

・高鉢山は9.4kmポストから車道を離れて広い尾根を南下する。ここは笹が侵食しておらず、樹林の中に無数の鹿道が走っており、2箇所ほどヌタ場がある。青い荷造り紐の目印あり。GPSで山頂位置を決めたが、地図を良く見ていなかったので三角点があるのには気付かなかった。文字が消えた山頂標識らしき人工物が地面に寝ていたので、たぶんその近くに三角点もあると思われる。山頂まで藪は皆無。

・最後の高山だけはずっと笹の中を行く。車道脇は猛烈な密度の笹で登るのを躊躇するほどだが、山頂西側の谷と車道が交差する場所近くは藪が薄く、水が無い谷に沿って登ると鹿道が続いて歩きやすい。笹薮の密度はさほどではなく、藪漕ぎ状態とまではいかないが、濡れているときに入るのはちょっと・・・。笹の濃さは浅黄塚とほぼ同じで山頂までほぼ同様の笹が続く。山頂も樹林と笹に覆われ、人工物は無かった。


No.3 南ア南嶺 転付峠〜広河内岳に登山道整備 2009年10月5日

 9月のシルバーウィークにこのルートを歩いた人よりメールで情報が寄せられ、東海パルプや大門沢小屋の関係者?により登山道が整備され、1級の道ができていたそうです。もう笹山直下のハイマツの海で格闘の必要はなくなったそうです。また、笹山北峰、白河内岳には東海パルプのでかい標柱が設置されていたそうです。


No.2 後立山南部 白沢天狗山に登山道開設 2009年10月5日

 既に高千穂平の山行記事最後に書いておきましたが、地元で夏道を開設したようです。登山口は爺ヶ岳スキー場で、ゲレンデ最上部から登山道が始まるようです。既に山頂まで道が通じており、藪漕ぎなしで山頂に立てるようです。雪が来る前に行ってみるのも面白いかと。


No.1 現在のサーバについて 2009年10月5日

 このHPのデータを置いているサーバも長期間の使用であちこちガタが来ており、つい先日はバックアップ用のHDDが壊れてしまい、本体データの入ったHDDや他の主要部品がいつ壊れても不思議でない状況です。サーバ移転の準備をしていますが、記事中に絶対パス記述があって、サーバ移転に際してはこれを全て書きなおす必要があり、ファイル数が500以上あって結構な手間がかかります。まだ移転先も決めていないので当面は今のURLのままですが、サーバが故障したら予告なくHPが停止となりますのであしからず。その場合、サーバはそのまま廃止となりますので今のURLで移転先のご案内はできません。検索サイトで探すことになると思います。