カウント:画像読み出し不能    初版作成:2019年9月17日  最終更新:2022年10月21日

アルプス級の山頂からの展望写真

目的
 山頂から見える山々の同定用。私が撮影した山頂からの展望写真に山の名前を書き加えてあるので、各山頂から見える風景そのままである。印刷して山頂に持っていくと山名同定に大変便利。また、各自で撮影した写真にどの山が写っているのかを帰宅後に確認するためにも有効。


山の一覧
 主に北アルプスの常念山脈、後立山の中から、何度も登って360度の良好な展望に恵まれた天候に当たった山について展望写真を作成している。このため、現状では数は少ない。2021年10月に八ヶ岳の赤岳、奥秩父の金峰山を追加した。

北アルプス
山名 縮小画像 ファイルサイズ コメント

剱岳 その1

793KB

北西〜北〜東〜南東の展望。台風一過の快晴で撮影。雲海で見えない山があるが満足のいく展望写真ができた。2021年9月30日追加

剱岳 その2

925KB

南東〜南〜西の展望。台風一過の快晴で撮影。雲海で見えない山があるが満足のいく展望写真ができた。2021年9月30日追加

小蓮華山 その1

687KB

写真撮影は1回のみで、天気が悪く展望が良くない写真しかない

小蓮華山 その2

687KB

2022年8月8日に撮影。南〜西〜北〜北東の展望。前回より天気が良くまあまあのクォリティーの写真になった。2022年8月25日追加

小蓮華山 その3

687KB

2022年8月8日に撮影。北東〜東の展望+北アルプス南部拡大写真。前回より天気が良くまあまあのクォリティーの写真になった。2022年8月25日追加

白馬岳 その1

1291KB

初期の作品。撮影時の解像度が低く印刷時の山が小さい

白馬岳 その2

1291KB

南〜西〜北西の展望。雲の出方や撮影時刻の都合でベストな写真ではないが、最初の写真より見た目の大きさと写真の大きさの差はかなり解消している。2021年8月14日追加

白馬岳 その3

1291KB

北〜東の展望。雲の出方や撮影時刻の都合でベストな写真ではないが、最初の写真より見た目の大きさと写真の大きさの差はかなり解消している。2022年8月1日追加

白馬岳 その4

1108KB

東の空の雲海が高く志賀高原〜浅間山が見えていないが、それ以外は展望に恵まれた写真。2022年8月1日追加

白馬岳 その5

859KB

東の空の雲海が高く志賀高原〜浅間山が見えていないが、それ以外は展望に恵まれた写真。2021年8月14日追加

唐松岳 その1

850KB

山頂から近い山の写真

唐松岳 その2

700KB

主に山頂から近い山の写真

鹿島槍ヶ岳 その1

 

909KB

最初に作成。撮影日複数の写真を使用

鹿島槍ヶ岳 その2

738KB

比較的遠い山を拡大写真

鹿島槍ヶ岳 その3

1628KB

山頂から南、西、北側の展望写真。天候がいい時の写真に更新するとともに、見た目の大きさと写真の大きさの差を少なくするように調整した。特に南アが良く見えている

鹿島槍ヶ岳 その4

1239KB

常念山脈と穂高、槍ヶ岳の拡大写真と山頂から東側の展望写真。東側の写真は近年ではいい写真が無く古いもの

鹿島槍ヶ岳 その5

1018KB

方角では南〜西〜北の範囲で、南アルプス、常念山脈、穂高、槍ヶ岳、裏銀座、薬師岳、立山、剱岳、剱岳北方稜線の展望写真。主に見た目との大きさの差を解消するようサイズ調整を行っている。2021年7月29日追加

鹿島槍ヶ岳 その6

728KB

方角では北〜東〜南の範囲で、後立山北部、頚城山脈、北信、志賀高原、四阿山、浅間山、八ヶ岳、南アルプスの展望写真。主に見た目との大きさの差を解消するようサイズ調整を行っている。2021年7月29日追加

鹿島槍ヶ岳北峰
その1

1057KB

方角では南〜西〜北の範囲で、常念山脈、槍穂、裏銀座、薬師岳の展望写真。2022年10月15日に撮影。2022年10月20日追加

鹿島槍ヶ岳北峰
その2

926KB

方角では北〜東〜南の範囲で、後立山北部、北信の山々、志賀高原、浅間山、奥秩父、八ヶ岳、南アルプスの展望写真。2022年10月15日に撮影。2022年10月20日追加

布引山
その1

1135KB

方角では南〜西〜北の範囲で、常念山脈、槍穂、裏銀座、薬師岳、立山、剱岳、剱岳北方稜線の展望写真。2022年10月15日に撮影。2022年10月21日追加

布引山
その2

1116KB

方角では北〜東〜南の範囲で、鹿島槍ヶ岳、北信の山々、志賀高原、浅間山、八ヶ岳、南アルプスの展望写真。2022年10月15日に撮影。2022年10月21日追加

爺ヶ岳 その1

828KB

遠い山が撮影できた過去最高の展望時の写真を使用 

爺ヶ岳 その2 

565KB 

中央アルプス、常念山脈、穂高、槍ヶ岳の拡大写真と扇沢を取り囲む峰々

針ノ木岳 その1

1441KB

裏銀座〜赤牛岳〜薬師岳〜立山〜剱岳〜剱岳北方稜線の範囲。最初はガスって何も見えなかったが寒さの中1時間粘ってやっと晴れてくれた時の写真。2021年9月7日追加

針ノ木岳 その2

1383KB

剱岳北方稜線〜後立山〜常念山脈〜穂高、槍ヶ岳の範囲。白馬岳付近はまだ雲がかかって見えていない。2021年9月7日追加

針ノ木岳 その3

1369KB

蓮華岳〜八ヶ岳〜南アルプス〜常念山脈〜穂高、槍ヶ岳〜裏銀山〜薬師岳〜五色ヶ原の範囲。残雪期後期(2022年6月4日)に撮影。2022年6月10日追加

針ノ木岳 その4

1304KB

五色ヶ原〜立山〜剱岳〜北方稜線〜後立山〜蓮華岳。残雪期後期(2022年6月4日)に撮影。2022年6月10日追加

蓮華岳 その1

1341KB

西の展望が肩に邪魔される蓮華岳三角点ではなく西側に障害物がない蓮華岳西の肩から撮影。東〜南〜西の展望。残雪期後期(2022年6月4日)に撮影。2022年6月11日追加

蓮華岳 その2

1410KB

西の展望が肩に邪魔される蓮華岳三角点ではなく西側に障害物がない蓮華岳西の肩から撮影。西〜北〜東の展望。残雪期後期(2022年6月4日)に撮影。2022年6月11日追加

燕岳 その1

198KB

常念山脈〜穂高連峰、槍ヶ岳〜樅沢岳の範囲。あまりいい条件ではない写真だが燕岳に登る回数が少ないので仕方ない。2021年8月15日追加

燕岳 その2

223KB

双六岳〜裏銀座〜立山、剱岳〜後立山の範囲。あまりいい条件ではない写真だが燕岳に登る回数が少ないので仕方ない。2021年8月15日追加

大天井岳 その1 

890KB 

縮尺がバラバラで現地で使いにくい写真

大天井岳 その2 

971KB

2019年の好天時にに撮影した写真。縮尺をほぼ統一。主要部分を4分割

大天井岳 その3 

650KB

遠い山並みを拡大したもの

東天井岳 その1 

1496KB

穂高連峰〜槍ヶ岳〜裏銀座〜大天井岳〜立山、剱岳、燕岳、後立山の範囲。2022年10月1日撮影。2022年10月6日追加。

東天井岳 その2 

1033KB

北東〜東〜南の範囲。2022年10月1日撮影。2022年10月6日追加。

横通岳 その1 

1310KB

南東〜常念岳〜穂高連峰〜槍ヶ岳の範囲。2022年10月1日撮影。2022年10月6日追加。

横通岳 その2 

1315KB

裏銀座〜大天井岳〜燕岳〜後立山〜東の範囲。2022年10月1日撮影。2022年10月6日追加。

常念岳 その1 

1250KB

主に近場の山が中心

常念岳 その2 

962KB

主に遠くの山が中心。過去最高の展望時の写真を組み合わせた

常念岳 その3 

1349KB

見た目と同程度の大きさになるように再作成

常念岳 その4 

1014KB

常念岳その2と大差なし

常念岳 その5 

1468KB

方角では西〜北〜東の範囲で、穂高連峰、槍ヶ岳、裏銀座、常念山脈北部、後立山、頚城山脈、志賀高原の展望写真。主に見た目との大きさの差を解消するようサイズ調整を行っている。また、過去最高レベルの好展望時の写真を使用。2021年7月29日追加

常念岳 その6 

1157KB

方角では東〜南〜西の範囲で、志賀高原、四阿山、浅間山、八ヶ岳、南アルプス、蝶ヶ岳、木曾御嶽、乗鞍岳の展望写真。主に見た目との大きさの差を解消するようサイズ調整を行っている。また、過去最高レベルの好展望時の写真を使用。2021年7月29日追加

蝶ヶ岳 その1 

887KB

山頂から東西南北を撮影した写真。あまりいい写真が無くサイズが小さい

蝶ヶ岳 その2 

559KB

主に遠い山が良く見えた時の写真の組み合わせ


八ヶ岳
山名 縮小画像 ファイルサイズ コメント

赤岳 その1

681KB

北西〜北〜東〜南東の展望。寒冷前線通過直後で西寄りの強風だったが、北アルプスや北関東方面は雲が多く山々は見えなかったのが残念。2021年10月3日追加

赤岳 その2

853KB

南東〜南〜西〜北西の展望。台風一過の快晴で撮影。寒冷前線通過直後で西寄りの強風だったが、北アルプスや北関東方面は雲が多く山々は見えなかったのが残念。2021年10月3日追加


奥秩父
山名 縮小画像 ファイルサイズ コメント

金峰山 その1

681KB

北〜東〜南の展望。天気は良かったのだが空気の透明度がイマイチで、北アルプスがかろうじて見えたが奥日光の山々は見えなかったのが残念。2021年10月5日追加

金峰山 その2

853KB

南〜西〜北の展望。天気は良かったのだが空気の透明度がイマイチで、北アルプスがかろうじて見えたが奥日光の山々は見えなかったのが残念。2021年10月5日追加


このページ開設の背景
 北アルプスのようなメジャーな山は全国から登山者が訪れるが、遠方の登山者が来られるのは年にせいぜい数回程度で土地勘を養えるほどではないため、山頂から見える数多くの山々はいったいどの山なのか同定することはほぼ不可能。あちこちの山頂で同じような光景が展開し、あの山はどこだ?とか、間違った同定をしている姿を見てきた。場合によってはどの山が見えているか教えてあげることがあるが、言葉で説明するのは難しい。私が指している山と相手がそれと思っている山が合致しているか、怪しい場合が多々ある。

 「百聞は一見に如かず」の言葉通りで、説明を分かりやすくするには現場で撮影した写真を指差しながら教えることだが、デジカメの小さな液晶ではこれまた困難。そこでA3サイズにカラー印刷した写真に山名を書き込んで山に持っていき説明したところ大好評だったため、ホームページ上で公開することにした。

 ちなみに山頂から見えている山の同定の潜在的ニーズは高いようで、爺ヶ岳である一人に対して説明していたところ、山頂にいた他の登山者も集まってきて一緒に解説を聞き、360度の全方向について説明が終わったところで拍手喝采を浴びたことがあった(汗) それだけ多くの人が、見えている山の大半について、どの山なのか分からない証拠であろう。

 今の時代はスマホのアプリで各山頂からの展望を調べることが可能だが、スマホの小さな画面では一度に見える範囲が狭すぎることと、目で見た実感としての大きさが実際の風景とスマホ画面で違い過ぎて一目見ただけでは分からず、頭の中で画像サイズの変換が必要で意外に使いにくい。山頂で理解しやすいよう画像サイズを調整したものを紙に印刷して持参し、山頂で紙を広げて見比べる方が圧倒的に理解が早い。ここに掲載したデータは、A3用紙に印刷した時に現物風景とできるだけ似た大きさになるよう調整済みである(一部を除く)。


使用方法
 目的の展望写真を表示させ、右クリックして「名前を付けて画像を保存」を選択し、適当なフォルダに保存する。

 パソコンやスマホの画面で見るよりも、A3サイズにプリントアウトすることを勧める。特に山頂で使用する場合は紙が圧倒的に便利。1つの山で画像が2枚あるものは1枚の紙の両面に印刷するのが良い。 A3サイズのプリンタを持っていない人は、コンビニの多機能コピー機で印刷可能。USBメモリやSDカードに画像データを入れて持っていけばOK。調べたところ両面印刷も可能とのこと。価格はセブンイレブンで以下の通り(2019年9月17日現在)。おそらくインクジェットプリンタで自宅でプリントアウトするよりランニングコストは安いと思う。おまけにレーザープリンタなのでインクジェットよりもきれい(普通紙でも発色がいい)。

A3カラー:1枚\80
A3白黒 :1枚\10
A4カラー:1枚\50


大雑把な仕様
画像の大きさ:横方向が3000〜4000ドット。A3サイズに印刷した際に画質が劣化しない程度。
印刷用紙:A3サイズ、横方向を推奨。A4に印刷すると、老眼ではたぶん文字が読めなくなるほど小さくなると思われる。
印刷色:カラーを推奨。白黒印刷すると、文字が読みにくくなる可能性あり。
正確さ:パソコンによる展望シミュレータソフトで確認を行っているので、山名の誤りはほぼ無いと思われる。ただし、絶対に誤りが無いとの保証はできない。


おまけ 森林限界を超えた山で大展望を楽しむために

大展望を楽しめる確率を上げる条件

項目

解説

適した季節

夏より秋、冬の方が展望がいい確率が高い 。これは湿気の低さが要因。アルプス級の山を考えると一般登山者では秋がベストシーズン。

適した時刻

日の出前後がベスト。1日の中で最もガスが上がってくる確率が低い。暗い時刻に出発してでも日の出の時刻に山頂に到着するよう計画を立てるのがいい。特に夏山だと午前10時以降はガスって展望が無い確率が高いので、日帰りではなく宿泊を推奨する。日の出前に小屋を出て日の出に山頂に到着するように出発するのがベスト。

適した気圧配置

大陸性の高気圧が張り出して弱い西高東低となり、北西の乾いた風が入る状態がベスト 。無風よりも少し風があった方が霞が少ない傾向にある。ただし上空の寒気が強いと大気の状態が不安定になり、早い時刻から山は雲に覆われることが多い。秋では下手をすると雪が降る。秋でもあからさまな西高東低の気圧配置は避けるべき。

適した場所(おまけ)

上記3項目と毛色が異なるが、できるだけ遠くまで見える山としては標高が高いだけでなく独立峰がベスト。自分が高くても近くに高い山があるとその先は見えない。北アルプス奥地などはこれに該当。独立峰でなくても目の前が平野のように開けた地形なら、その方向は遠くまで見える。北アルプスなら安曇野に面した常念山脈や白馬に面した後立山などが該当。

展望を妨げる主な要因

項目

解説

湿った南寄りの風

気圧配置の関係で湿った南寄りの風が入ると下界で晴れても山の上だけガスることあり。特に台風が沖縄付近にいる場合、台風の直接の影響はまだ無くとも台風から湿った南風が入って山はガスることが多い。

雲海

夏は早朝に雲海が出ることが多いが、日中になり気温が上昇すると雲海が上昇しガスとなって視界を遮ることが多い。夏山は午前10時くらいを過ぎるとガスが上がってくることが多いため早朝しか展望を楽しめない。秋になると雲海は無いので日中になってもガスが上がって来ず、長時間展望を楽しめる確率が高くなる。

上空の寒気

夏場に上空に寒気が入って朝から大気の状態が不安定な日があるが、こんな時は朝から低い雲が多く山頂はガスに覆われて何も見えないことが多い。そもそも朝から雨が降る確率が高いし発雷確率も高いので、登るのは止めた方がいい。春にもこのパターンがあるが秋は比較的少ないと思う。

発雷(おまけ)

夏の日中は、よほど大気の状態が安定していない限りは山間部では雷雨の可能性が高く、正午くらいには小屋に到着するように計画するのが安全。森林限界で雷が来ると逃げ場がない。雷雲の持つ超高電圧では人間は金属と変わらず、森林限界のような周囲に高い物体が無いと人への落雷の危険性が高い。この点、秋になると雷雨はほぼ無くなるので夕方まで安全に行動可能となる。

 

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