南ア南部 所ノ沢越から笊ケ岳,小笊 2004年9月18日

 

 笊ケ岳は約10年前の梅雨の晴れ間に老平から登っているが、お隣の小笊は藪が濡れていたためパスした。まさかそれが日本山名事典に掲載されるとは知らず・・・・(って10年前にそんなのが出るのは知るわけもないが)。笊は糞暑くて水の重さに地獄を見た山行だったのでまた行くのも気が重かったが、知り合いが椹島経由で登ったのを思い出してその手があったかとハっとした。「裏口」からだと登山口まで遠いのが難点だが、スタート地点の標高が高いので労力が大幅に節約できること、標高が高いところに水場があり布引山まで水とテントを担ぎ上げなくていいことが大きな利点だ。大井川からの「裏口」コースは2本あり、1本は知人が歩いた椹島起点のコース、もう1本は中ノ宿釣橋を起点にして布引山を南に下った鞍部(所ノ沢越)から登るコースであるが、椹島まで行くのはバスでないと相当な労力が必要であり、椹島に小屋泊まりしないと帰りのバスに乗れないと言う大きな欠点があるので最初から選択する気はなかった。というわけで中ノ宿まで自転車で林道を走ってから歩き始めることにした。所ノ沢越から中ノ宿釣橋までは青薙、稲又山縦走で歩いたことがあるが、詳細は覚えていないがあまり歩かれておらず廃道寸前という印象だけが残っていたが、藪がひどいというわけではなく最近歩かれていない雰囲気を感じただけだった。そもそもエアリアマップで赤点線なのだから全く道が無くなったはずではなく、藪lこぎと言うまではいかないだろう。

 

 ここのところ週末の天気は不安定で天気予報がコロコロ変わり予定が立たない状態ばかりで、今週末3連休も関東平野を除いてよろしくない。ただし土曜午前中のみ広い範囲で晴れるとのことで、テントを担いで3日山に入るのは雨を覚悟する必要がありそうだったので、せっかくの3連休ではあるが予定を短縮して土曜日だけで片づく山を考えた。天気がよければ聖東尾根の東聖岳、白蓬ノ頭をやっつけたかったが、ここは登山道がないから藪があり、雨で濡れた藪漕ぎはまっぴらなので早々に断念した。続いて蝙蝠岳南部の四郎作ノ頭を考えたが、土曜日だけで戻って来るにはかなりの覚悟が必要だ。二軒小屋までのアプローチが最大の難問で、昨年徳右衛門

岳に登ったときのように転付峠を越えるか自転車で林道を走るか悩むところだ。合計の労力は自転車の方が楽なような気もするが、おそらく行きの上り坂だけで死ぬほど疲れて登山道の歩きに影響が出てしまいそうだ。昨年は相当無理をしたが今年はまだ時期が早いし週末は暑くなるとのことで昨年のように歩けるか自信はなく、計画段階では1泊を考えないといけないだろうからやっぱ土曜だけで帰ってくるのは無理だろう。その次の候補が小笊であり、中ノ宿からだったら標高差1600m、ただしアップダウンがあるので累積標高差では2000mちょっとあるだろうが、徳右衛門岳の3000mよりはマシだ。テント場も適度な位置にあり、夜中にそこまでたどり着けば笊ケ岳には朝早い時間に到着でき、雨が降る前に下山も可能だろう。夜中の歩きは8月の角兵衛沢ノ頭で経験しているのでどうにかなるだろう。問題は道の薄さで、夜の暗闇でルートファインディングがどこまでできるかだ。ま、テントを持っていくから最悪はどこでも寝てしまえばいいが。

 

 そうと決まれば夜中の歩きをできるだけ早く出発した方がいいので会社を午後半休として東京を出発、ショートカットで早川町から林道井川雨畑線で大笹峠を越えて一気に田代に突入した。この林道は非常に長く、日中だと対向車がやってくるのがわからないから気を付けて運転しなければならずスピードが出せない(夜間ならライトの光で対向車の有無がわかるので見通しがないカーブでも堂々と反対車線を走れるから飛ばせる)。1時間くらいで林道を抜けるかと思ったが2時間近くかかってやっと県道に出た。既に午後6時近く、作業を終えた工事関係車両がヘッドライトを付けて次々と下ってくるのとすれ違った。夏場に東海フォレスト送迎バス乗り換え場所となるダム手前の駐車場は1台も車はなく、バス停の看板もなくなっておりシーズン後は畑薙ダムが乗り換え場所になるようだった。案の定ダム周辺には車が止まっており、帰りにはダム反対側までいっぱいになっていた。さすが3連休だった。

 

中ノ宿吊橋入口 中ノ宿吊橋

 

 こっちはバスには用事がないからそのまま直進してゲート前駐車場に車をつっこんだ。既に6時を過ぎて暗くなってきておりゲートの監視員も撤収して無人となりゲートではなく鉄の扉が締まっていた。急いで出発準備をする。今回は天気も良さそうだしテントではなくツェルトにし軽量化、そのかわり朝飯は豪勢にカツ丼の弁当だ。20インチ折りたたみ自転車にまたがりヘッドライトを付けて林道を走り出した。時々車とすれ違うが週半ばは高気圧に覆われ晴れが続き林道も乾燥して車が走ると土煙が凄く、こっちには大迷惑だった。ヘッドライトでは林道の凹凸まで見えず、下りではブレーキをかけて慎重に走らざるを得なかった。平坦部分が多い林道だがアップダウンも何カ所かあって自転車を押す場面もしばしばだ。赤いでかい橋で大井川を渡り、発電所の光の明るさに元気づけられなおも走り、ようやく中ノ宿吊橋に到着した。自転車を標識に縛り付け出発だ。

 

 吊り橋はいかにもメンテされてないって感じで、底板は腐って穴が開いている部分もありまさか踏み抜かないよなぁと不安になりながら対岸に渡り、草っぽく細い踏跡をたどるがライトの光だけでトレースするのはなかなか難しい。ルートが曲がるところでは道を失い、周囲をライトで照らして正しいルートを見極めるという繰り返しだった。中ノ宿沢を渡るので道はいったん沢まで下るが、沢付近は石がゴロゴロして人が歩いた形跡が残りにくくルートがわかりにくいのはいつものことだ慎重に目印と踏み跡をたどり、踏み跡がわからなくなったところから先は対岸にあるはずの目印を探してトレースと思われるいくつかのルートを試してみた。1発目は失敗だったが2本目は正解で対岸の木に赤テープが見えた。水量は多いが岩も多くて渡るのには苦労しなかった。

 

 これで大丈夫と安心したがここからしばらくが踏み跡が薄くこれまた迷った(下山でも迷った)。日中だったら難なく歩けるかもしれないが夜間は違う。セオリー通り確実な場所まで戻って周囲をよく観察するのが鉄則だ。藪っぽい場所でも踏み跡はそれなりの雰囲気があるので違いがわかる。枝が張りだしてうるさい区間を過ぎるとやっと登山道っぽくなり一安心。沢を渡って道らしくなるまでの区間は20分くらいだったと思うがここが一番藪っぽく、ここさえ抜ければまずは第1段階クリアだ。

 

 樹林に入るとジグザグに登りながらグングン高度を上げる。予報通り気温は高くて蒸し暑く、うちわを持ってきたのは正解で扇ぎながら歩くがそれでも汗だくになってしまった。気温は20℃くらいあったが高度を上げると徐々に下がってくる。天狗石を通過して初めてまともな標識を見たような気がする。標高が書いてあるのでなかなか使える標識だった。尾根に乗ってからもこの標識のお世話になった。取っつき口付近とは見違えるようないい道で夜間でも迷うことはあまりなかった。もちろん藪もない。休憩して上を見ると木の葉の隙間から星が見えており、いつのまにか晴れていたようだ。標高1600m標識では登山道の他に左手に踏み跡があったが、水音が聞こえていたので水場があるようだった。帰りに見てみればよかったがたしかにすぐ近くに沢が流れていたので道なんか無くても行けるだろう。なんせこの辺りは下草のない落葉広葉樹林だからどこでも適当に歩ける。逆にどこでも歩けるから暗闇だとしょっちゅうルートを外してしまうのだが・・・・。

 

 自転車の疲れがあるのか足が重くペースを落として歩いた。とにかく所ノ沢越のテント場まで頑張れば明日の行動が楽なるし、最悪は手前の水場近くて寝てしまってもいいと考えるときが楽だが水場までは頑張らなくてはならない。標高2000mのトラバースが始まるところまで歩けば標高はほとんど上げる必要はなく、時間はかかっても体力はそれまでよりもずっと少なくていいはずだ、そこまで我慢我慢。トラバース開始地点の尾根を横切る場所には標高2000mの標識があり場所が確認できた。これまでの尾根道と違って道がわかりにくい場所が増え、怪しくなったと思ったら1mほど上に正確な道があるというのが何回もあった。倒木も多く、迂回するとその先のルート発見に手間取ることもあったが日中だったら視界が広いからこんな苦労はないだろう。でも前回歩いた印象より道がはっきりしていると感じた。なんせヘッドライトだけでもどうにか歩けるのだから。

 

最初の崩壊地 距離短い 2つ目の崩壊地 ガレをモロに横断する!

 

 最初の沢を横切るところで水を飲み、いっそここで寝てしまおうかと思ったが平坦な場所がないのでそのまま通過、すぐに斜面が崩壊したトラバースがあった。前歩いた時にも1カ所だけ嫌らしいところがあったがここだったのか? あまり区間は長くはなく10mくらいだろうか、フィックスロープが張ってあるがかなり高いところなので掴まりながら歩くのには適さず、あくまで足で体を支えて万が一足が滑ったときにこのロープで滑落を防ぐって使い方だろう。暗いのでどれくらいの高さなのかわからなかったが帰りに見たら滑っても死にそうな高さでもなかった。しかし次の崩壊地はもっと大規模でちょっとやばそうだった。道がスッパリ切断され迂回路がどうなっているのかわからなかった。少し下って見たがらしい踏み跡もない。さんざん迷ったがよ〜く見ると崩壊地のザレ場に足跡らしいのが付いてるようないないような雰囲気だ。考えてみればこれが雪山だったらアイゼン、ピッケルで突破できる斜度であり、足下が不安定だが滑らない無雪期なら歩けるのでは無かろうか。とにかくそのままザレ場を横断することにし、足を取られないように慎重に歩いたら意外にあっけなく歩けてしまった。やはりこれが正解らしい。ただ、対岸のどの高さに道の続きがあるのかライトの光では目印を見つけられず、たぶん上だろうと登ってみたがそれらしい道に交差することがなかったので下っていたらやっと踏み跡のお出ましだ。助かったぁ。コース中危険箇所はこの2箇所だけだった。

 

所ノ沢テント場 所ノ沢テント場の水場

 

 2つ目の沢を横断してすぐに所ノ沢テント場に到着した。ここで以前テント泊したはずだが場所の記憶がイマイチでここではないように思えたが、とにかく幕営適地の平地と隣には水量豊富な沢の源頭、こんないい場所なら喜んで泊まろうと思える場所だった。たき火の跡もありテント固定用の適度な石も散在し人の気配が濃い場所だ。久しぶりのツェルトで支柱を立てるのに手間取ったがきれいに設営できた。気温は相変わらず高くTシャツに半ズボンでもあまり寒くなかった。シュラフに潜り酒を飲んですぐに眠りに落ちた。沢の音がいい子守歌だった。

 

所ノ沢越 所ノ沢越から中ノ宿方面の道 所ノ沢越から笊ケ岳方面の道

 

 寝たのが0時近くだったが明るくなってきた5時過ぎに目覚め、まどろんでから活動開始、カツ丼で燃料補給し、アタック装備を持って出発だ。所ノ沢越まではすぐで朝日が差す峠を北上する。さあ、この天気はいつまで持つだろうか。せめて笊に到着するまでは3000m峰が見えていて欲しいなぁ。朝露で葉が濡れているかと思ったら乾燥しており、これだったら小笊の藪も大丈夫だtろう。

 

 深いシラビソ樹林の登山道はしっかりしており、倒木は多いが迂回しながら高度を上げる。今までよりも道のグレードが1ランクあがったようだ。2070mピーク付近はエアリアマップでは伐採跡と書かれているがその通りで、大きなシラビソは存在せず伐採跡地にまだ背の低いシラビソや細いダケカンバが密生してその隙間に踏み跡がある。森の中と違って明るいのはいいがどこが踏み跡なのか判然としない。ま、尾根さえ外さなければかまわないので適当に歩けばいいのだが。密生地帯を過ぎれば元の静かなシラビソ樹林に戻って一安心、下って登り返した平坦な山頂が所ノ沢山だった。先に無線をやろうとしたが朝早くて交信相手が捕まらず帰りに立ち寄ることにして先を急いだ。

 

布引山山頂 布引山テント場

 

 布引山の登りにかかると一直線の登りで効率がいい。布引崩れの脇に出るとその壮絶な姿にビックリだ。ガレの真ん中には水がわき出してゴウゴウと音を立てて水が流れている。振り返れば山伏から続く笹藪の尾根がよく見えた。いつかは歩かなくてはいけない尾根だな。グングン高度を上げなんとなく木の高さが低くなってシラビソの葉が登山道にはみ出すようになると布引山は近く、老平からの登山道にぴょんと飛び出して山頂だった。約10年前にお世話になったテント場も健在だ。土曜の朝なのでテントはないが。

 

鞍部付近から見た笊ケ岳(左奥)と小笊(右)

 この先は一度歩いた道だ。しかし前回と違ってほぼ完璧な刈り払いがされていて体に触れる灌木がほとんど無くなっていた。倒木はチェーンソーで処理されており、その切りくずからしてここ1,2週間のうちに刈り払いされたと思えた。最低鞍部手前で笊が見える場所があり写真撮影、鞍部から標高差200mの登り返しでハイマツが登場すれば山頂は近い。ここまで樹林帯が続いて3000m峰のすっきりした姿は見られないが笊の山頂だけはハイマツで森林限界を超え展望はバッチリだ。そう思うと元気が出る。傾斜が緩んで石が出てくると待望の山頂!

 

 前回登ったときはガスに巻かれて展望はなかったが今回はやや雲があるものの申し分ない眺めが広がっていた。南ア北部は雲の中だったが塩見から南はばっちり! 手が届きそうなところに荒川、赤石、聖岳のそろい踏みで、左には上河内岳、茶臼岳、光岳と続き、もっと南には信濃俣、大根沢山、大無間山と山並みが続いている。布引山から青薙山のうねり。東に目を転じると一面の雲海に浮かぶ富士山と目の前の小笊。やっぱアルプスの山はこうでなくては。しかし、2回も笊ケ岳に登る馬鹿はほとんどいないだろうな。これで小笊に登ってしまえば3度目はまずあり得ないな。


 
笊ケ岳山頂 笊ケ岳から見た小笊 笊ケ岳から見た布引山、青薙山
笊ケ岳から見た大無間山、大根沢山、信濃俣 笊ケ岳から見た聖岳 笊ケ岳から見た赤石岳
笊ケ岳から見た荒川岳 笊ケ岳から見た塩見岳

 

 十分展望を堪能し、目的地の小笊に向かった。入口は灌木の切れ目があるのですぐにわかり、少し入った場所に文字が消えた標識もあった。最初は灌木が藪っぽいがすぐにまともな踏み跡が現れて拍子抜けしてしまった。藪漕ぎを覚悟してきたのにまさかこんなにはっきりした道があるとは知らなかった。鞍部から登りになると藪っぽくなってくるが踏み跡を失いようなことはなく、ハイマツを踏みつけたりしながら登り切ったところが山頂だった。地図で見るとおり笊ケ岳からすぐなのでせっかく笊に登ったら小笊も登っておきたい。

 

小笊山頂 小笊山頂標識

 

 小笊のてっぺんには久しぶりに見るM大ワンゲルの山頂標識、もう20年以上昔に付けられたものだ。たぶんこの頃は笊に登る人はごく少数だっただろう。その下には小笊ではなく子猿の形をした標識で、裏には2004年5月2日の署名があった。残雪期もいいかもな。

気温が高く日差しがあると暑いのでシラビソの木陰に逃げ込み6mを運用、いつもの奥積さんに捕まえられた。重いのを我慢してピコ6を担いだ甲斐があったというものだ。たぶん小笊から6mの電波が出ることは2度と無いだろうな。7MHzか430ならメンバーはいるので電波が出る確率は高いと見た。

 

 これで今回の目的の8割は達成で、帰りに所ノ沢山で無線をやれば100%、笊に登り返すとこの時期なのに夏山のようにガスが上がってきて3000m峰は半分隠れてしまってい、笊ケ岳にもガスがかかるようになった。こりゃ夏並みに夕立が来るのだろうか。雨が来る前に下れればいいが、たとえ濡れ鼠になっても明るいうちに車に戻れるのは確実なので構わないか。2度と来ることがない小笊の山頂を辞して帰路についた。笊も2度と山頂を踏むことはないだろう。

 

 鞍部に下って再び200m近く登り返して布引山を越え、急な下りを快調に飛ばしてガレの脇を下るがここまで雲に覆われてしまっていい写真は撮れなかった。所ノ沢山で無線をやって目的を果たし、所ノ沢越のテント場で撤収&食事。まだお昼なので他のお客がいたとしてもまだ登っている最中だろう。きれいに片づけて大ザックを背負った。夜は迷った道も真っ昼間なら何の苦労もなくトレースでき、例のザレ場のトラバースもとまどうことなく突っ切り危険箇所をクリア、あとは足を動かしていればいい。2000mトラバースを終えて下ったところで初めて人に会った。もちろん笊が狙いで所ノ沢で幕営だから私と同じコースで、ガレ場の通過方法とテント場の様子を伝えておいた。ま、ここまで来ればもう登らなくて水平移動なので少しだけ頑張って歩けばいい。本日のお客さんはこの人だけだった。

 

 グングン標高を下げ中ノ宿沢に降りるところで道を外してしまってだいぶ上流で渡ってしまったが対岸に道はなく、確実に道があるところまで戻って正しいルートに出てほっとする。この途中、右膝を石にぶつけてしまい、石の出っ張りが膝のツボにはまってなかなかの痛さだった。翌日は膝の痛みで下りがちょっときつかったので月曜日は休養となってしまった。沢に出て無人であることをいいことに素っ裸になって水浴び、これが気持ちいい!! たっぷり汗をかいたのもさっぱりだ。水浴びするのももしかしたら前回の笊ケ岳いらいかも。くしくも笊ケ岳の帰りはどっちのルートでも水浴びしてしまうとは・・・・。

 

 出発間際になって雨が降り出してしまい驚いたがもう濡れてもいいや。最後の登り返しで対岸をよじ登り吊り橋を渡って林道へ。ジモティーと思われる釣り人がいたが、川やさんだから山のことはあまり知らなかった。自転車にまたがって出発したが途中で雨が強くなり、あまりの強さにゴアを着てしまった。やや下りだが数回登りがあって自転車を押したが登りよりはずいぶん楽だった。ゲート脇をすり抜け無事車に到着、ほぼ24時間ぶりのご対面だった。

 

 

18:13ゲート-19:03中ノ宿吊橋-19:20中ノ宿沢-19:49天狗石-20:36 1600mで休憩-20:48出発-21:44 2000m巻き道-22:06休憩-22:16出発-23:10所ノ沢テント場(寝る)

5:56出発-6:05所ノ沢越-6:23 2170mピーク-6:43所ノ沢山着-6:54所ノ沢山発-7:41布引山-8:01鞍部-8:26笊ケ岳着-8:33笊ケ岳発-8:42小笊着-9:32小笊発-9:46笊ケ岳-10:02鞍部-10:29布引山-10:59所ノ沢山着-11:17所ノ沢山発-11:41所ノ沢越-11:45所ノ沢越テント場着12:24所ノ沢越テント場発-12:35ガレ場-12:42次のガレ場-12:45 2カ所目の沢-13:21 2000m巻き道終わり-13:30人とすれ違う-13:55 1600m地点-14:14 1350mで休憩-14:19出発-14:24天狗石-14:47中ノ宿沢着(水浴び)-15:20林道-15:25自転車で出発-15:45橋-16:13ゲート

 

 

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