御坂山塊西部 日蔭山 2008年12月27日


 日蔭山は東は黒岳から分岐して釈迦ヶ岳を経由する尾根上にあり、この稜線はいくつか林道が乗り越えているので大半の山は登っているが、日蔭山だけは未踏のままだった。ここも山頂直下まで林道が伸び、右左口峠から簡単に往復できそうなのでいつでも登れるさと後回しにしていたのだ。まだこの時期なら林道が雪に埋もれるまでは至っていないだろうと出かけることにした。

右左口峠。ここまで普通車で問題なく入れた

ここが鞍部への谷かと思ったら山頂へ至る谷だった


 国道358号線から右に入り、集落を通過すると本格的に林道っぽくなるがまだ舗装が続く。カーブが連続する前に冬季通行止めの看板があったが車止めはされておらず、通り抜け不可の文字はあるが峠まで行ければ問題ないので行ける所まで行ってみることにする。途中、林道の真中に工事用の標識が道を塞いでいたが手で動かせるので通過後元に戻しておく。結局は峠まで特に問題となる箇所も無く車で入れた。

ここから斜面に取り付く 斜面を登る。藪は無い
尾根に乗る 広い尾根に出て南下

 峠から直接稜線に取り付くとピークを1つ余分に登らされるので林道を少し歩いてから取り付くことにして緩やかに下る林道を歩くが、取り付こうと思った谷はガレていて登れそうになく、予定外にも北側の尾根から取り付くことになった。落葉広葉樹林で落ち葉が降り積もって滑りやすい斜面を登って尾根に。人間の踏跡ではないだろうがうっすらと筋があり、それを辿って高度を上げる。ここは落葉した自然林が続き気持ちのいい尾根であった。ただし樹林が邪魔で景色を楽しめないのは残念だ。

日蔭山山頂 日蔭山の達筆標識

 傾斜が緩んで山頂かと思ってGPSを見るとまだ南方と出た。広い尾根を進むと広い場所に出て三角点と達筆標識が出迎えてくれた。ここも展望は無い。

西へ下る 踏跡があるが薄い
林道に適当に下る 下ってきた斜面

 帰りは稜線を西に進んだ。この尾根上は歩く人がそこそこいるようで目印と薄い踏跡が見られたが、藪が無いので踏跡は不明瞭でどこを歩いても似たり寄ったりだ。次のピークとの鞍部で右に進路を切って斜面を下って林道に出たが、踏跡はどんなルートになっているのだろうか。


所要時間
 13:16右左口峠−0:06−13:22斜面に取り付く−0:23−13:45日蔭山−0:13−13:58右左口峠


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