上越国境周辺(湯沢) 東谷山(1560m)、日白山(1631m)、タカマタギ(1529.2m)、白板山 (1248.4m)  2011年4月22日

所要時間 5:22 取水堰−−7:46 1298m峰−−8:45 東谷山 9:18−−9:39 1519m峰−−10:10 日白山 10:28−−11:08 タカマタギ 11:31−−11:56 1347m峰−−12:40 白板山 12:59−−13:34 平坦地−−13:50 水無川を渡る−−14:03 取水堰

概要
 三俣集落より水無川源流山域をCCW(反時計回り)に周回。水無川沿いの林道は未除雪なため最初から尾根に取り付く。下部は杉の植林帯で花粉酷い。最初から積雪で道の有無は不明だが送電線が越えるのでたぶんそこまでは道あり。しかしその先の雪が消えた場所では刈り払いがあり、少なくとも1298m峰の手前までは夏道あり。その先はしばらく積雪が続き、標高が上がると徐々に積雪が増えてスノーシューで正解、スノーシューでも10cm近く沈む区間もあり、この時期にして本格的ラッセルに近い。東谷山は三角点の肩より東側が最高峰で今は雪庇がてっぺん。日白山への中間点、1519m峰で南尾根からスノーシュートレースが上がっており日白山までラッセルが省力できて助かった(トレースは日白山から南に向かっていた)。日白山は積雪少なく灌木が顔を出していた。タカマタギは雪庇が最高点。本コースはほとんどブナ林だが1347m標高点手前は針葉樹で東側に極端なナイフリッジあり(東側を巻くことが可能)。次の針葉樹林帯も尾根が痩せて籔が出ている個所あり。それを過ぎると再びおとなしいブナの尾根に。白板山はブナ林で展望なし。そこから西尾根を辿り雪が残る斜面を適当に下って水無川へ。雪面が黄色っぽく汚れるほどの杉花粉だった。

ルート図。クリックで等倍表示

 

 今年は週末の天気が悪い。周期変化の谷にぶつかることが多く、土日両方を使った山登りができない。それどころか土日両方NGの予報も。年間でも短期間しか利用できない貴重な残雪期を逃すのはあまりにももったいないため、今週も金曜日に休みを取って出かけることにした。行き先は苗場山西部の大岩山と檜ノ塔。ここは2000m近い標高があるが登山道は無く、地域がらからして深い笹藪に覆われているだろうから雪のある時期しか登れない。ただ、距離を短くするため秋山郷側から周回するとなると等高線の込み合った尾根を上り下りするしかない。かなりの急傾斜で雪が付いた時期に登れるのか心配になるが、DJFはピッケル無しで登っているのでどうにかなるのだろう。というか、この程度の尾根を登れないで北ア硫黄岳を登ることなどできない。訓練の意味でもいい場所だろう。

 ところが直前になって天気予報は下り坂、金曜日も曇りになってしまった。あの地形でガスられたら厄介だ。また、週半ばの下界の雨は桧枝岐では20cm近い雪とのことで、高地では確実に深い新雪が積もっていると容易に想像できた。この時期の新雪は重く、しかも標高が高いほど深さも深いはずで、きついラッセル確実だ。残雪期に登るのは楽ができるからで、こんな状態で登るのは得策ではない。そこで次善の策でもっと低い場所を考えた。新潟で気になっていた場所が他にあり、平標山北部の日白山周辺だ。ここは東谷山、日白山、タカマタギ、白板山という4つの山が並んでおり、かぐらみつまたスキー場の三俣集落を起点にすれば水無川源流山脈をぐるっと1周することでこの4山を縦走できる。標高は最高の日白山で約1600m、新雪が積もってはいるだろうが大岩山よりはずっとマシだろう。距離がそこそこあるのでラッセルがきついと苦しいが、いざとなったら適当な尾根から水無川へ下ってしまうという手段がとれる。雪がある時期なら様々なルートを選択できるので、状況によって柔軟に対応可能だ。気がかりは花粉で、たぶん麓は杉の植林だと思われるが、少し標高を上げれば花粉から解放されるので我慢するしかない。

取水堰入口に駐車 水無川左岸の林道入口


 木曜夜に出発し、月夜野ICで降りて17号線を走り、三俣で市街地方面の右分岐に入るとすぐに発電用取水堰が登場、その先の橋で渡るのが水無川であり川沿いの車道は除雪されていなかった。谷沿いの車道はもう一本あり、そちらの除雪状況を探ったがやはり除雪はされていなかった。取水堰まで戻って除雪された路肩に駐車、仮眠場所とした。

尾根末端に取り付く 肩に神社あり


 翌朝、マスクを着用して出発、天候は晴れで予報よりはいいが夕方から雨になるとのことであまりのんびりはできない。まあ、花粉の面からは雨が降った方がいいのだが。最初から緩んだ残雪歩きで、尾根末端に取り付くところでスノーシュー着用、沈み方はだいぶマシになった。この付近では新雪皆無だが上の方はどうだろうか。杉植林の尾根を登ってすぐに肩に到着、雪囲いされた神社があった。その先はしばらく平坦な尾根が続き送電線が登場、新しい地形図では出てこないので知らなかった存在だ。たぶんここまで送電線巡視路があったと思われるが雪の下で存在は不明だ。

なだらかな尾根を進む 送電線鉄塔
地上3mほどに目印があった 1298m峰が見えた
今年初めてカモシカと遭遇 夏道登場
ブナ林が続く 1298m峰手前の登り。道が出ている


 この先は巡視路は無いはずだがそれも残雪で分からない。たま〜に尾根上の雪が切れると灌木が出ていたので、やっぱ基本は道無し尾根だろうと思っていたが、少し傾斜が出て登りにかかかり尾根真上だけ雪が落ちた区間で境界標識と刈り払われた道が出現、ずっとこの尾根上に付いていたのかは不明だが道といえる明瞭度で夏でも使える程度だった。まだ雪が多いので地面が出ている区間は短かったが、1298m峰手前の登りまでこの道の存在は確認できた。まさか東谷山まで道があったりしないだろうな。尾根東側の斜面は杉植林帯が続くが尾根上は落葉樹林で視界が得られる。カモシカの足跡が多数見られ、御本尊も久しぶりに拝むことができた。距離は50m程でじっとこちらを見つめて動かなかったので、いかにもカモシカ(牛の仲間)らしい動きだった。

1137m三角点肩 1298m峰
1298m峰から見た東谷山〜タカマタギ
東谷山向けて登る 新雪が積もりスノーシューでもこの程度沈む


 1298m峰付近から新雪が深くなってきてスノーシューでも少々ラッセル状態だ。傾斜が緩い方が積雪が多いようでピーク上では5cmくらい沈んでくっきりと足跡が残る。鞍部へと緩やかに下ってからは東谷山へ向けてまとまった登りにかかる。雪に覆われたきれいなブナ林で、周囲の様子がそこそこ見えるのもいい。後半戦に歩く白板山にかけての尾根が見えているが、ほとんどがここのようにブナ林と思われる落葉樹に覆われているが、2個所ほど緑色の列が並んだ稜線が見える。昨年の経験では周囲が落葉樹林なのにそこだけ針葉樹がある場合、傾斜が急だったり尾根が痩せていたりとそこだけ何かしら危険があることが多い。地形図では読めないが急傾斜があったり痩せ尾根があったり露岩があったりするのだろうか。まあ、行ってみてのお楽しみで、地図を見る限りでは東側なら巻けそうでいざとなったら東をトラバースすればいいだろう。西側は雪が落ちて籔が出てしまっている斜面もある。

歩きやすい尾根が続く 間もなく東谷山西の肩


 東谷山への登りは場所によっては等高線の間隔が込み合っているように見えるが、実際には急な尾根は無く適度な傾斜で登れて危険はなかった。今回もピッケルを持ってきたがここまでは出番が無い。東谷山山頂部が近づくとブナの高さが低くなって上空が開けてきて、東西に延びる稜線に出ると巨大な雪庇の上に飛び出して一気に展望が開ける。南側は平標山から仙ノ倉山にかけての上越国境山脈が大きい。東を見ると先週歩いた巻機山から昨年歩いたジャンクションピークにかけての県境稜線も見えていた。あの時はもっとラッセルがきつかったな。

東谷山西の肩から見た東谷山山頂 初めて日白山がお目見え
東谷山から見た西の肩 東谷山山頂
東谷山から見た上越国境山脈(クリックで拡大)
東谷山から見た西方面の展望(クリックで拡大)


 雪庇に出たのは東谷山の西の肩といえる場所で最高点は東の肩だ。なだらかに高度を上げて最高点に到着、ここも巨大雪庇の上で近くに立ち木は無く360度の展望を楽しめる。ここから見ると日白山への稜線真上より少し北に下ったところに線が見えるが、カモシカの足跡あろうか、それとも雪崩の跡だろうか。日白山からタカマタギは近く、そして白板山に連なる稜線の緑のエリアがやっぱり気になる。この距離で見るマクロな地形では険しさは感じられないが、現場でのミクロの地形はどうだろうか。既に出発から3時間半経過しているので山頂でしばし休憩。ここで顔に日焼け止めを塗った。たぶん先週の日焼けでもう大丈夫とは思うが。

日白山へ向かう 東谷山を振り返る


 さあ、本日最高峰の日白山向けて出発だ。しばらくは下りが続くのでラッセルの労力から解放され、スノーシューは潜っても重力の助けで楽々下っていく。傾斜がいいところではスノーシューを滑らせる。所々で雪庇の上にさらに雪庇ができて段差となった場所があり、左に迂回して再び稜線に戻った。延々と雪庇が続いて立ち木が無くずっと展望を楽しめる尾根だ。

鞍部から見た日白山 1519m峰でトレース登場。助かった
東谷山が低くなっていく トレースがきれいに続く


 1470m鞍部から登りにかかるとペースダウンするがこの積雪ではしょうがない。1519m峰に登りつくと意外なものが出現、稜線上に見えていた線の正体は人間の足跡であった。天気や跡の濃さから考えて昨日付けられたスノーシュー跡に違いなく、1519m峰南側の尾根を登ってきていた。日白山方面へと続いているがタカマタギへも足跡があるだろうか。それとも周回ルートで日白山からは県境方面へ南下しているか。この雪質での先人のトレースは大助かりでラッセルから解放されて足が軽くなるのが実感できる。トレースは稜線から北側に大きく外れて歩いており緩んだ雪で滑って歩きにくいが、トレースがあるだけでも文句は言えない。日白山への登りでラッセルの必要が無いのは大きく、その先は基本的に下りになるのでもうまとまったラッセルは不要になる。

日白山直下から見た1590m峰 日白山山頂
日白山から見た北〜東の展望(クリックで拡大)
日白山から見た上越国境〜苗場山周辺(クリックで拡大)


 山頂手前の1590m峰を越えて日白山に近づくと北斜面のブナが消えて立ち木が無くなり、山頂周辺は雪に埋もれかけた地を這う低木のみとなった。日白山山頂は意外にも雪庇上ではなく通常の積雪のてっぺんで、場所によっては雪に穴があいて籔が見えていた。ここも展望が良く360度遮るものは無い。トレースはここから南下して県境方面に向かっていてタカマタギ方向はノートレースだが、まあ下りだからいいだろう。ここでもしばし休憩。まだ日差しがあって暖かい。

タカマタギ向けて下る 雪庇が発達している
1581m峰 1581m峰手前から見た日白山
1581m峰を越えたところから見たタカマタギ 1581m峰を振り返る


 タカマタギまでの尾根だが、出だしは低木や笹が僅かに顔を出していたが、やがてそれまでの尾根のように右側(東側)は巨大雪庇、左側はブナ林に変わり、雪庇崩壊に巻きこまれないよう稜線のやや左側を進んでいく。1581m峰は僅かにてっぺんの北側を巻いたが、ちゃんと考えていればほとんど巻けたと思う。その次の1510m峰も同様に北側から簡単に巻けるが、薮屋の癖でついつい稜線を行ってしまう。

1510m峰を越えた先から見たタカマタギ クラックが入った雪庇が続く
タカマタギ直下から見た日白山 タカマタギ山頂
タカマタギから見た北方向
タカマタギから見た登ってきたルート


 三角形に尖ったタカマタギ山頂が近づき、雪庇が続く稜線を最後の一登りで山頂へ到着。ここもてっぺんは雪庇だが南側は切れ落ちているわけではなく2mほど下がったところに平坦地があって北風を避けて休憩するのにちょうどいい地形だ。まだ今は風が弱いのでその必要は無いし、今日の風向きは前線の接近で南寄りだから休憩は北側斜面で行った。ここから見る白板山への尾根はたおやかそうに見えるが、例の針葉樹林帯はどんな地形が待ち受けているか。

白板山へと下る 雪庇がうねる
カモシカの足跡と並走 タカマタギを振り返る


 北へと下る尾根の最初は尾根左側は低い桧で無雪期はかなり苦戦しそうだ。今は雪庇が発達しているので障害物ゼロ、ラッセルが続くが下りなら問題なし。段差が急なところはスノーシューを滑らせて通過する。東に派生する尾根がいくつかあり、湯沢方面から登るのも面白そうだ。後日、ネットで検索したら湯沢から二居へ縦走する記事が複数発見できたので、この尾根も使われているのだろう。なお、今回のように三俣起点の周回記事は見つからなかった。

1390m肩から下る 最初のナイフリッジ。無理に渡る必要なし
2つ目のナイフリッジ。ここも無理に渡る必要なし 3つ目のナイフリッジ。ここも無理に渡る必要なし
3つ目のナイフリッジを振り返る 針葉樹林帯が終わると穏やかな尾根に戻る


 ブナ林の変哲のない尾根が続くが、1347m峰手前の1330m鞍部付近で遠くから緑色の帯に見えた針葉樹林が登場すると同時に意外なものが現れた。露岩でも急斜面でもなく極端なナイフリッジだ。ナイフリッジというより薄い壁というべきで、人間が立って崩れないかちょっと心配だったが行けそうな気配なのでよじ登ってみることに。最初だけ崩れた段差でよじ登るのに苦労したが、乗ってしまえばどうということはなくバランスに気をつけながら進めた。ここは西側は薮が出てしまった斜面、東が少し急な雪面で、巻くなら東側で行けそうなので通常は巻いた方がいいだろう。ただ、もし壁から落ちても死ぬような場所ではなく、スノーシューを履いたままで通過できたので、楽しむ意味でも壁を歩いてみた。なぜここでこんな極端な雪壁なのか理由は分からないが、それほどの痩せ尾根とも見えなかった。まあ、変化があって楽しめたので善しとしよう。

1310m肩から見た2番目の針葉樹林帯 まずは雪棚を登る。雪が落ちたら灌木藪
迫力のないナイフリッジ ここはナイフリッジとは言えないな
いったん平坦地になる 1300m地点で籔が出ていた
どうにか残る雪棚を利用 1310m峰を越えるとおだやかな尾根になる


 再びブナ林のおとなしい尾根になるが、1347m峰を越えて1310m肩で右に進路変更、その先の鞍部付近から再び針葉樹林帯に突入、最初は急傾斜の尾根だが雪がまだ載っていて薮を避けて尾根を行けたが雪が落ちきってしまったら根曲がり潅木薮で苦労しそうな箇所だった。それを越えても針葉樹林が続き今度はどんな難所が登場するかドキドキワクワクだったが、雪が落ちきって薮が出てしまい、スノーシューのままでは歩きにくい区間はあったもののリスクを伴うような場所はなかった。最後のシラビソ?を通過すると尾根が広がってブナの樹林に戻った。

まれにこんな雪もあり なだらかな尾根を行く
白板山への最後の登り 白板山山頂(南側を見ている)


 広い尾根を進んで鞍部を通過、ブナの尾根を緩やかに登って平坦な台地状の場所に出た。ガスると分かりにくいかと思ったが、左側の肩に寄って進めば迷うことはなく台地の最奥が白板山だった。周囲はブナ林で展望は悪く、目印や標識は皆無だった。今までのピークは雪がある時期は木が埋もれて目印を残す物体が無かったため標識が無くて当然だったが、今度は立ち木はいくらでもある。ほとんど訪問する人がいないということだろう。せっかくなので赤テープを巻いておいた。

西へと下る 尾根の雪が切れ始める
籔が出た場所は北側を巻いた かなり籔が出てしまっている


 ここから先はもう登りは無く下山一辺倒だ。西尾根を下っていくと最初のうちは雪がたっぷり残って薮の影響は無かったが、高度が下がると尾根上に薮が出てくるようになり、雪庇の残った南側を歩いたが雪庇も崩壊して根曲がり潅木薮がもろに出てしまっている。幸い、北側斜面はそれなりに傾斜があって雪は薄いが薮も薄く、そちらを迂回して下った。薮が出てしまっているのは尾根が細いところだけで、尾根が広がると再び全面が雪に埋もれて薮が隠れ歩きやすくなった。

目印。しばし雪が消え踏み跡あり 何となく道形あり
残雪帯が復活、尾根上を行く 谷の残雪帯を下る


 標高1150mで尾根が右に曲がると尾根直上に境界標識が登場、低い笹で無雪期でも歩きやすそうな尾根で道があるようだ。ただし、この先で尾根がバラけて地形がはっきりしなくなり、境界標識のルートがどこにあるのか不明瞭となったため、雪が残る箇所を拾って適当に下っていく。どうせどこかで水無川沿いの杉が植林された緩斜面帯に出なければならず、この尾根はどこを下っても最後はそこに行き着く。できるだけ自然林が張り出して杉の中を歩かなくていい場所を考えつつ、雪が残った斜面を適当に下っていく。途中、真新しい小規模雪崩の後を通過、まだ土の匂いが残っているので崩壊直後のようだ。その付近は残雪が2,30cmしかなく傾斜もあるため、雪解けによって地表からはがれて滑り落ちたようだ。まあ、落ちるべきところが先に落ちるだろうから、残った雪はしばらく安定するとも考えられ、雪崩地帯も焦らず今までのペースで通過した。

雪に埋もれた林道に出た 橋も雨期に埋もれる


 傾斜が緩むと杉の植林が始まり、水無川沿いの緩やかな広い谷に出る。すぐに林道に出たが雪に埋もれて木の間隔から林道があると判別できるだけで、実際には林道のかけらも見えない。このまま林道を行くと花粉真っ盛りの杉植林帯ど真ん中を進むことになるので林道を外れて進路を西に取り、水無川右岸に出て岸沿いに下っていく。左岸側の方が岸近くに植林が無く不花粉を浴びる量が少なそうなので渡れる箇所を探しながら進んだが、流れが完全に出てしまって渡れそうな場所がない。地形図で橋がかかる箇所にちゃんと橋があり、そこで左岸に渡った。

水無川左岸を下る 日白山を振り返る


 左岸沿いの車道も雪に埋もれたままで古い足跡が残っているがほとんど人は来ないらしい。やがて西側の尾根末端付近で往路で付けた自分の足跡が登場、そこから取水堰の車まで大した時間はかからなかった。
 


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