上信国境南部 御巣鷹山(1639.4m)、東沢(1933m) 2015年5月30日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 5:24 南相木ダム駐車場−−5:46 林道入口−−5:56 林道終点−−6:40 1815m峰−−7:15 御巣鷹山−−8:01 1815m峰−−8:23 林道終点−−8:33 林道入口−−8:43 北尾根末端(休憩) 9:02−−9:41 1790m肩−−10:04 東沢(休憩) 10:28−−10:45 1790m肩−−10:55 17760峰−−11:13 湖岸道−−11:23 水場(休憩) 11:30−−11:57 南相木ダム駐車場

場所群馬県多野郡上野村
長野県南佐久郡南相木村
長野県南佐久郡川上村
年月日2015年5月30日 日帰り
天候晴雪
山行種類籔山
交通手段マイカー
駐車場南相木ダム駐車場が利用可能
登山道の有無無し
籔の有無奥三川湖〜御巣鷹山間は沢沿いに枯れた笹がある以外はほぼ籔無し。奥三川湖〜東沢間は往路で使った尾根は1790m肩以下の尾根上は石楠花籔の連続。それ以上は石楠花籔があっても踏跡あり。復路で使った尾根は切り開きがあって邪魔な籔は無し
危険個所の有無無し
山頂の展望御巣鷹山:展望なし
東沢:東側を除き展望良好
GPSトラックログ
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コメント御巣鷹山は一般的には群馬側から登られるが東沢と合わせて登るため長野側から往復。1558m標高点のある林道沿いの沢沿いは南斜面に枯れた笹があるが鹿道もある。1815m峰には「舟留」の山頂標識あり。1815m峰〜御巣鷹山間は籔が少ない明瞭な尾根。古い鹿の角を2個発見した。御巣鷹山への最後の登りは岩場を右に巻いて山頂。達筆標識あり。東沢は北尾根を登ったが笹は無かったものの最初から石楠花が目立つ状態で途中でひどくなり左右を巻くことが多かった。露岩もあってそこも巻いた。1790m肩でテープのある踏跡が合流し歩きやすくなる。山頂は開けた岩場で展望良好




ダム横の駐車場 右岸側道路入口。鎖の車止めあり

自転車の通行はOK ダム湖周辺は禁漁
ダムから見た西側の展望 ダムから見た東沢方面
トンネル内部は照明あり 側溝はU字溝ではなく自然の石でできている
良好な車道が続く 北の窪広場が林道入口
何の骨だろう? 橋を渡る
ここも笹が広範囲で枯れていた 林道終点
沢沿いの右岸側 沢沿いの左岸側
沢は水量少なく簡単に渡れる 歩きやすい所を適当に歩く
目印あり 沢の水が無くなる
この沢を詰める予定だったが上部は枯れた笹が密集 尾根を登ることに
枯れた笹だが数年経過と思われる 生き残った笹も花芽を付けていた
尾根上にも目印あり 角柱の杭
伐採跡 山火事の跡?
1815m峰。「舟留」の標識あり 北西へ下る。籔無し
この尾根にも目印あり 枯れた笹ありだが薄い
往路で発見した古い鹿の角 1747m峰への登り
少し急 1747m峰
北東へ緩やかに下る 1720m肩から東へ下る
1630m平坦区間 御巣鷹山直下。意外にも岩壁
岩の右を巻き気味に登る 小尾根に乗れば安全地帯
御巣鷹山山頂 山頂標識
少し下がった場所に達筆標識 帰りに発見した鹿の角
目印代わりに木に引っかけておいた 1815m峰
往路を戻り林道終点 湖岸周遊道路に戻る
ダム堰堤の石を切り出した場所 公園として整備されている
ダム湖東端 東沢北尾根末端にある標識
この法面から取り付いた 分かりにくいが獣道あり
急斜面を登る 早々に石楠花登場
石楠花を避けて左右を巻く 最近刈られたようだ
大きな岩の左を巻く 1790m肩直下。石楠花がウザい
1790m肩。北西尾根に目印が続く 西斜面は間伐されている
1820m付近。踏跡不明瞭 1880m峰
最近刈られた石楠花籔 植林が開けてきた
間もなく山頂で岩っぽくなる 東沢山頂
東沢から見た奥三川湖 山頂の古い目印。布kumoだと思われる
東沢から見た南〜西の展望(クリックで拡大)
東沢から見た八ヶ岳
東沢から見た甲斐駒〜鋸岳
東沢から見た中央アルプス
東沢から見た北アルプス
東沢から見た北信の山
東沢から見た浅間山
東沢から見た奥秩父
帰りは目印を辿る 1776m峰手前の露岩。ここで地形図を落とした
1776m峰。石楠花に覆われる 落とした地形図発見!
踏跡は1776m峰から北東へ続く 目印は延々と続く
最後の小ピークから西へ下る 最後は適当に林道に下りる
下ってきた斜面 下ってきた尾根
水場。ここで休憩 反射板用巡視路入口
ダム工事車両に使われたタイヤ(新品) 解説
ダム堰堤上 下流側を見下ろす
下った尾根 堰堤に設置された物体
発電所諸元 ダムに使われたのは石灰岩
奥三川湖は群馬県の奥神流湖とつながっていて揚水発電用に使われているとのこと


 御巣鷹山と言えば日航機墜落事故が思い浮かぶ人が大半だろう(北信三山の黒姫山の御巣鷹山が思い浮かぶようだとよほどの藪マニアだろう)。日航機墜落現場が具体的にどこなのか知らないが、どうも御巣鷹山のすぐ近くではなくそこそこ離れたところらしい。この近辺は山ばかりだが地形図に山名が記載されたピークは御巣鷹山くらいなので「御巣鷹の尾根」と呼ばれたのであろう。

 御巣鷹山へ登るには通常は群馬側からアプローチする。これは御巣鷹の尾根へ慰霊登山のための道が整備されたことが大きいと思う。しかし県境を挟んだ長野側からもアプローチがいい。近年建設された南相木ダムのおかげで標高1550mまで車で高度を稼ぎ、しかも横移動の距離も短くて済むようになった。今回は県境尾根から長野側に伸びる尾根上にある東沢というピークも登りたかったため、まとめて登るなら群馬側より長野側の方が距離が短くて済むので長野側から入ることにした。

 御巣鷹山と東沢へ登る場合、両者をつなげて県境尾根上を周回することも考えたが、途中にある蟻ヶ峰は既に登った山であること、2つの山をつなぐ尾根は直線的ではなく迂回するように繋がっているので無駄に距離が長くなること、また途中にいくつもピークがあってアップダウンがあることを考慮し、面白みは無いが湖岸から個別に登ることにした。

 先週に南相木ダムは一度偵察していて、ダム堰堤横の駐車場で車止めがあってそれより奥や堰堤上はマイカーは入れないことは分かっていた。金曜夜中の駐車場は無人。駐車場に車を置いて静かに寝られたが、天気予報より回復が遅れているようで夜中は霧雨が降り続いた。明日朝に藪に付いた雨粒が乾ききらないと濡れてやだなぁ。

 翌朝、空は快晴だが駐車場の路面はまだ濡れたまま。朝のうちは藪はまだ乾ききらないかな。気温は約10℃。下界の暑さに慣れ始めた体にとっては寒いくらいだが、今日は暑くなる予報だから涼しさは今のうちだけだろう。今日はダウンの防寒着はやめて長袖シャツにゴア、毛糸の帽子にネックウォーマーが防寒具だ。たぶん日中は暑くなるだろうと濡れタオルに虫除けも持っていくことにする。おまけに湖岸の車道歩きは日陰が無く暑そうなので麦藁帽子。

 まずは御巣鷹山目指して右岸側の車道を歩く。砂利道だが路面状態は良く自転車でも安心して走れそう。案内標識によると自転車持込は可とのことだった。道路脇の側溝は良く見るコンクリート製のU字溝ではなく石を組んだ自然に近い構造だった。今時の公共工事はこんなところにも気を使うらしい。

 北の窪広場と呼ばれる湖面が谷で引っ込んだ場所が林道入口だ。林道は草が茂っていてあまり使われていないようだがまだ廃林道ではない。短い林道で橋を渡って短い直線が終わると林道終点。ここからは谷に沿って登る予定だ。ここから北に向かって尾根に達し東へ向かってもいいのだが、予想通り南斜面は雨露がたっぷり付いた枯れた笹藪で覆われていて、突入は躊躇する状況だ。沢沿いならば笹が無い場所があるし鹿道ができているのであまり濡れずに済む。ここの立ち枯れた笹は先週とは違って茎の乾燥化が進んで簡単に折れる。たぶん開花時期が1,2年早かったのだと思う。そして僅かに生き残った株には軒並み花芽が付いていた。ここも完全に笹藪が枯れて無くなる運命のようだ。周囲にはハルゼミの鳴き声。もう初夏だ。

 カラマツ植林は間伐した木が放置されて跨ぎ超える場所が多い。枯れた笹と間伐材を避けつつ沢沿いを進んでいく。幸い、沢は水量は少なく地形も険しくない。ただ、たまに岸が切り立った場所があり、そんなところでは対岸に獣道が続いている。水量が少ないのでどこでも簡単に渡れた。最初は右岸から入ったが最終的には左岸側を歩く時間が長かった。左岸側は北斜面で枯れた笹もなく濡れにくいのは良かった。

 沢が数個所で分岐するが、地形図と高度計、方位磁石で本流沿いを遡上する。元々少ない水量が徐々に減っていき、最後の谷の分岐手前で水がなくなった。最後の谷分岐は左へ登った方が余分な登りが無いのでお得だが、上部に枯れた笹が見えているので両者の中間の斜面を登ることにした。ここも枯れた笹があるが背の高いシラビソが立ち並んで笹は比較的薄い。

 シラビソ樹林の中に一筋の切り開きのような直線的に木が無い筋が見られたが、もしかしたら昔の作業道かもしれない。よく見ると幹には古い目印が巻きつけられているので、このルートを使った人がいたようだ。目的地が御巣鷹山かどうかは分からないが。

 斜面を登りきって緩やかなピークに到着。県境の1815m峰だ。山頂標識が2つあって「舟留」と山頂名が書かれていた。ここは県境だけあって縦走者がいるようだ。しかし今回の目的地は県境尾根ではなく群馬側の御巣鷹山。ここから東へと下っていく。この先もずっと樹林帯で麦藁帽子の出番は無さそうなので、山頂標識に引っ掛けてデポしておく。

 方位磁石で狙いを定めて進むとすぐに尾根が明瞭になる。こちらは立ち枯れた笹は少ないが倒木が多い。倒木を左右に避けつつ尾根を外さないよう下っていく。標高1740m肩では苔が付いて緑色になった古い鹿の角を発見。しかし先端がかなり欠損していて見栄えがよくないため拾わずに地面に放置しておいた。ここまで大量の鹿の糞を見てきたが、鹿の生息数は多いようだ。

 1747m峰への登りは急だが立ち木が多いので危険は無し。ここにも古い目印があった。ピークでは北西に伸びる顕著な枝尾根に引き込まれぬよう注意が必要。その先の1720m肩でも尾根が分岐、正しい尾根は右側で方位磁石で確認して下り始める。ここで一気に高度を下げて1630m平坦区間へ。

 御巣鷹山山頂への最後の登りは意外にも岩壁帯が登場し、正面を登るのは不可能だ。左右を見渡した感じでは右側から巻けそうなルートを見出し、最初は右へ横移動。潅木があって助かった。小尾根に乗れば足元の着れ落ちた部分は終わって安全領域。潅木の間を登ると御巣鷹山に到着。

 山頂は頭上のみ開けるが周囲は樹林に囲まれて展望なし。三角点近くに山頂標識があるが、一段下がった場所に達筆標識を発見。K・A氏も登っていたのだった。なぜか最新の地形図では御巣鷹山の山名は記載されていないので今後は登る人は減りそうだが、山が無くなったわけではない。ここの達筆標識は長く生き残るかもしれない。

 まだ休憩するほど体力を使っていないので、山頂で写真撮影をしてそのまま引き返す。1747峰を越えて他に鹿の角が落ちてないかなぁと探しながら歩いていたら、往路で見たのとは別の角を発見してしまった! しかしこれも古いもので先端が欠けてしまっている。見栄えがあまりよくないのでこいつも拾うのは遠慮しておく。地面に置いたままでもいいが目印代わりに木の枝に引っ掛けておいた。1回の山行で2本の鹿の角を発見下のはこれで2回目。最初は南アの大鹿村の笹山西尾根で、鹿の食害でシラビソが大量枯死している場所で角を見つけた。ただし、このときは1本は先端までしっかり残っていたがもう1本は古い物件らしく各先端とも大幅に欠損して根元しか残っていなかった。今回はそれよりもマシな状態と言えよう。この分だと付近をよ〜く捜せばまだ角が見つかりそうな気配。ただし、地面に落ちている鹿の角は保護色で枯れ枝と見分けがつかないので簡単には見つからない。目の前に落ちていても気付かないことがあるほどだ。

 帰宅してから判明したことだが、往路、復路で発見した鹿の角の位置はほぼ同一であった。大きさも同程度だったし、もしかしたら同じ鹿の頭に付いていたものだったりして?

 1815m峰に戻って麦藁帽子を回収。ほぼ往路を戻って林道へ。湖岸に出ると木陰が無くなって暑い! 天気がいいのは有難いが気温が高すぎだ。

 湖面の一番奥(東端)を回り込んだところが東沢から北に落ちる尾根の末端で、ここから尾根に取り付くことにしたがまずは日陰で休憩。標高が1500mもあると日陰は充分に涼しい。今日も東京は暑いだろうなぁ。

 目の前が目的の尾根だが斜面は車道で削られて法面状で登るのは困難。右手の沢から登ろうかとも思ったが、東へ逆戻りすると法面の高さが低くなり傾斜も緩んで取り付けそうだ。休憩を終えて東へと移動し登りやすそうな場所を探すと獣道発見。野生動物も考えることは同じらしい。

 草付きの短い急斜面を登ると植林帯へ変わるが傾斜は急なままだ。尾根直上は露岩があってさらに急で取り付くのは無理なので東側を巻き気味に登っていく。露岩が終わった先で尾根に乗ると、この標高にして石楠花が登場。まだ密度は低いのでそれほど障害にならないが、このまま高度を上げるとどうなることやら。北向きの尾根で予想通り笹が無いのは有難いが、石楠花の登場はそれを帳消しどころかもっと悪い状況だ。

 良く見ると尾根上では石楠花を刈った痕跡が見られたが長続きしない。尾根直上が一番石楠花が濃いので薄い場所を求めて左右に巻きつつ登っていく。この尾根はかなりの傾斜の連続で転げ落ちそうなくらい。この傾斜だと登りはまだいいが下りはルート判断が非常に難しいだろう。

 標高1750m付近で大きな露岩が登場し左から巻くが、ここも急斜面で立ち木に掴まりながら攀じ登る感じ。石楠花+露岩の組み合わせは奥秩父エリアらしさを感じる。いよいよ石楠花が深くなってきて1790m肩直下が密林状態でクライマックス。しかし肩に出て右から顕著な尾根が合流すると予想外の光景に出くわした。尾根上は黄色いリボンが点々と続き軽い刈り払いがなされているではないか。そして西側斜面はカラマツが伐採されていた。どうも合流した尾根の方に作業道が付けられているようだ。帰りはこのテープを追ってみよう。

 これで石楠花藪から開放されると思いきや、作業道の刈り払いは完璧ではなく、黄色テープは尾根直上の石楠花の中に突っ込んでいる。しかし多少の刈り払いはされていて隙間があるので全くの藪より歩きやすい。でもこの状況が山頂まで続くと厄介だなぁと考えていたらひどい石楠花帯は100mくらいで終了し、以降は若干の石楠花はあっても短距離で歩きやすくなった。周囲はカラマツ植林で間伐した木がそのまま地面に放置されて跨ぎ超えることも。まだ葉が枯れていないきれいな切り口の石楠花の枝があったりするので、ここ1ヶ月以内に多少の手入れが行われたようだ。その石楠花も先に進むに従って消えて尾根上は歩きやすくなった。

 1880m小ピークを越えると尾根上はカラマツが消えてちょっと岩っぽくなってくる。山頂手前では完全に樹林から抜け出して展望が開ける。地形図では山頂直下は岩マークがあって安全に登れるのか心配だったが、危険なレベルの岩は無く難なく山頂に到着した。

 東沢山頂は岩の山頂で展望良好。ただし東側はカラマツが邪魔をして見えない。西には僅かな残雪の八ヶ岳。その左側の白い稜線は中央アルプスのようだ。さらに左には鋸岳から甲斐駒。八ヶ岳の右側の白い稜線は北アルプス。おお、今シーズン初めて見る北アだな。眼下には青い奥三川湖。その奥の大きな山は御座山。さらに右側は浅間山。

 東に立つカラマツの日陰で休憩。もう夏のような気候で虫が鬱陶しい。そろそろ森林限界の山に移行しないと酷い目に遭いそうだ。虫除けは準備しているが虫はいない方がいい。今回の虫は刺さないヤツだったのでまだいいが、ブヨが出てきたら・・・。

 帰りは黄色いリボンを辿ってみる。往路で合流した1790m肩を過ぎて北西へ下るが、ここは尾根上に目印&踏跡が続く。1776m峰手前で小規模な露岩が登場、踏跡は尾根上を進むがここは左から巻いてみた。このときに地形図がズボンのポケットから落ちてしまったことに気付かず、1776m峰で地形を確認するため地形図を取り出そうとしたら無いことに気付いて逆戻り。露岩で一度地形図を確認した記憶があるのでその周囲を探したら簡単に発見できた。

 1776m峰から北西へ下れば少しばかり湖岸道路をショートカットできるのだが、そちらの尾根は石楠花が密生して踏跡は無かった。ここは最後までテープのあるルートを確認すべく北東への尾根を下る。ここも軽く刈り払いされていて石楠花の藪漕ぎは不要で助かる。

 標高1720mで踏跡は北西へと進路を変えてバラけてはっきりしない急な尾根をどんどん下っていく。軽い刈り払いと目印が途切れることは無い。もう湖岸道路が近い石楠花が茂った最後の小ピークで目印と踏跡は無くなり、小鞍部から西へ向けて何となくあるような無いような踏跡を辿って斜めに下ると樹林が開けた斜面に出た。最後は法面で下れないのではと心配していたが、道路が大きなカーブを描く付近は傾斜が緩く簡単に道路に出ることができた。ここは明瞭な踏跡は無く、ここから登る場合は適当に斜面を上がって尾根に出ればいいだろう。

 帰りは左岸側の道路を歩いて奥三川湖一周コース。途中に水場があったので濡れタオルで体の汗を拭う。水浴びが気持ちいい時期とはもう夏だ。湖岸道路は少ないながら散策する観光客の姿あり。でもザックを背負った私の姿はちと似合わない。

 石灰岩を積み上げて作られたダムの堰堤を渡って駐車場へ。車は私の他には2台だけ。後から3台のオートバイがやってきたが、ここは基本的に大賑わいするような観光地ではないらしい。先週の毛木平とは大違いだった。

 

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